梅雨時期のジメジメ!カビアレルギーに要注意!

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こんにちは!今年もあっという間に上半期の最後、6月ですね。近年、北海道でも『梅雨』が来たのかと思うくらい6月は雨が多くなったような気がします。

でも、雨ニモマケズ、気持ちだけは晴れやかに元気はつらつと過ごしましょう♪

今回は、この時期に気をつけたい『カビアレルギー』と対策についてお伝えします。

カビアレルギーの主な症状をご紹介します。

おかしいなと思ったらすぐに専門医へ行くことをお勧めします。

アレルギーの種類について

アレルギー性鼻炎

鼻の粘膜が過敏な人が発症しやすいのがアレルギー性鼻炎です。鼻の粘膜にカビが付着することで過剰反応してアレルギーを起こします。

くしゃみ、鼻水、鼻づまりが典型的な症状で、アレルギー発症時はくしゃみが連続して出てきて鼻水が出てくるのが特徴です。

アレルギー性皮膚炎

鼻や口からカビ胞子を吸い込むだけではなく、大量のカビの集合体に直接触れてしまいアレルギー性皮膚炎を起こすことがあります。

かゆみを伴った赤い腫れやぶつぶつが現れますが、かきむしってしまうと、浮遊しているカビ胞子が付着して悪化する可能性があります。

アレルギー性結膜炎

目の粘膜にカビ胞子が入ることで発症します。

目は鼻や気管に関連するため他の症状と合併して起こることが多いです。

白目の部分が充血してかゆくなったり、異物感があって涙が出たりする等の症状が現れます。

アレルギー性ぜん息

胞子の小さいカビが気道に入ることで過剰反応してぜん息が起こります。

ぜん息になると、呼吸困難や発作が起こりゼーゼーやヒューヒューといった呼吸音になります。

乳幼児に多く、特にカビが原因の場合は重症化しやすいといわれているので注意が必要です。

注意点について

雨の日に換気扇を回すのは逆効果

一般家庭の換気扇は排気ファンによる換気が多いですが、換気は同時に外気からの吸気も行われます。

そのため雨の日に換気扇を回すのは、かえって湿度を上げてしまう原因になります。

掃除機は胞子をまき散らす

カビの生えた部分に掃除機をかけると、胞子をまき散らして他の多くの部分にカビを発生させることになります。

長く使っていない畳の部屋などは、漂白剤を含ませた雑巾掛けから始めると良いでしょう。

また、フィルター交換式の掃除機は、フィルターをしばらく交換していない場合、掃除機内でカビが繁殖してる可能性があります。

そのまま掃除機を掛けると同時にカビの胞子をまき散らすことになるので、フィルターはこまめに交換することを心がけてください。

室内での洗濯干しは避けよう

梅雨時は、洗濯物を「部屋干し」せざるを得ない場合もありますが、これは部屋内の湿度をカビの好む条件に引き上げる要因となります。

洗濯乾燥機や浴室乾燥機などを利用することをおすすめします。

突然のエアコン使用は禁物

カビ対策として、エアコンの除湿機能が有効ですが、エアコン内部には水滴が溜まっており、フィルターの埃などによりカビが増殖しやすい場所なっています。

そのため、何もせずにシーズン初めて使用すると、大量のカビ胞子を部屋中にまき散らすことになります。

シーズン使用前にはエアコン内部を洗浄し、フィルター清浄もこまめに行いましょう。

内部の洗浄ができない場合は窓を開けて送風でしばらく運転させ、内部のカビを放出するようにしましょう。