夏本番!熱中症に要注意!!室内でも発生する室内熱中症!
こんにちは!やっと暖かくなってきましたね、夏も本番に近づいてきました♪
少しずつワクチン接種が進み、明るい兆しが見えてきたような気がしますが油断大敵…
同じことを繰り返していては、先に進めないので暑さに気をつけながらおうち時間を引き続き楽しんでいきましょう(*^^*)
夏本番!熱中症に要注意!!
熱中症とは、高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調節機能が壊れるなどして発症する障害のことをいいます。
以前は、夏の炎天下で具合が悪くなったり倒れたりする状態を日射病などと呼んでいました。
また、医学的には、重症度に応じて熱疲労、熱けいれん、熱射病などと呼ばれていました。
しかし、必ずしも灼熱のような状況でなくても発症する恐れがあることから、現在では『熱中症』と呼ぶようになったのです。
室内でも発生する室内熱中症!
熱中症というと屋外で発生するイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、総務省消防庁によれば2017年から2019年の熱中症発生場所は約4割が室内(敷地内含む)となっております。
室内での熱中症は、室温や湿度の上昇など、環境要因で起こるほか屋外での活動後に室内で適切に体を冷やすことができず熱中症になる場合や、夜間に冷房を使用しないことで屋外の気温が下がっても室温が上がり、寝ている間に熱中症になる場合があります。
①こまめな水分補給/適度な塩分補給/休憩
室内にいる時は、屋外にいる時に比べて、日差しを浴びたり汗をかいたりすることが少ないため、のどの渇きを感じにくいことがあります。
のどが渇いていなくても、こまめに水分を取りましょう。汗を大量にかいた時は、適度な塩分補給も重要です。
②温度と湿度を気にする
室温や湿度は家や部屋ごとに異なります。
温度計・湿度計・熱中症計を使用して、自分のいる環境を気にかけるようにしましょう。
室温が高い時だけでなく、湿度が高い時も熱中症に注意が必要です。冷房機器や除湿器等を使用して、快適な環境を保つようにしましょう。
③室温を適度に保つ
扇風機やエアコンを使用して、室温を適度に下げましょう。室温は日当たりなどでも変化します。
過ごす部屋の窓の方角にも注意し、遮光遮熱機能のあるカーテンやシェード、すだれやよしず等も活用して、快適な室内環境を保ちましょう。
脱水症予防について
「いつ」、「何を」、「どれくらい」正しい水分補給ポイントのご紹介致します。
喉の渇きを感じる前に水分補給を。一気にたくさん飲まないように!
一気にたくさん飲んでしまうと、胃に負担がかかり胃痛やだるさの原因になってしまいます。
一度に飲む量は150cc~200cc程度(コーヒーカップ1杯)とし、1日のうちに何度もこまめに飲むように意識しましょう。
冷えたものは控える。アルコールやカフェインは水分補給にならない!
冷たい飲み物ばかり飲むと、胃の働きを悪くして下痢や夏バテを招く原因になる。
アルコールやカフェインは利尿作用があるため、水分を排出してしまいます。
アルコールなどを摂取した場合それと同量か少し多いくらいの水を飲みましょう。
たくさん汗をかいた時には必ずナトリウム(塩分)補給を!
汗をたくさんかくと、水分と共に塩分も失われ意識障害などが起こる「低ナトリウム血症」を引き起こす危険性が高くなる。
水だけでなく、スポーツ飲料や、食事などから塩分補給を忘れないようにしましょう。でも摂りすぎにも注意しましょう!
熱中症が疑われる時の応急処置の仕方について
チェックポイント1:熱中症を疑う症状がありますか?
以下のような症状があるときは熱中症を疑ってみてください。
めまい・失神・筋肉痛・筋肉の硬直・大量の発汗・頭痛・不快感・嘔吐・吐き気・倦怠感・虚脱感・意識障害・けいれん・手足の運動障害・高体温
チェックポイント2:意識がありますか?
意識がない場合は、救急車を呼んでください。
意識がある場合は、涼しい場所へ避難し服をゆるめて体を冷やしてください。
チェックポイント3:水分を自力で摂取できますか?
水分・電解質を補給してください。
スポーツドリンク(ナトリウムを100㎖あたり40~80mg含んでいる飲料)や経口補給水液が有効です。
自力で水分補給できない場合は医療機関にかかってください。
チェックポイント4:症状が良くなりましたか?
そのまま安静にして十分に休息をとり、回復したら帰宅しましょう。