セーバー病・シーバー病 (踵骨骨端症)について

2022年6月14日未分類

セーバー病・シーバー病 (踵骨骨端症)について

10歳前後の多くは男児の踵に痛みが出る成長痛の1つです。

成長期の骨(骨端線)は大人の骨と違い柔らかいため激しい運動で、アキレス腱・足底の筋肉の牽引力で負担がかかり炎症を起こします。

激しい運動のあとに症状が出ることが多く、踵骨(しょうこつ)というかかとの骨に痛みがでるため、痛みで踵を付かないようにしてつま先歩きをするようになることもあります。

一般的に治癒までに1年〜数年かかるケースもみられます。

以下に 症状・予防法・治療法について説明します。

セーバー病 シーバー病 踵骨骨端症

症状について

以下のような症状の場合、セーバー病の可能性があります。症状が当てはまる場合は早めに専門家に診てもらいましょう。

・運動中運動後に踵が痛い
・踵を押すと痛い
・歩くと踵が痛い
・踵に体重をかけると痛いためつま先歩きをする

などが特徴です。

予防について

セーバー病は成長痛ですので、成長期を過ぎれば概ね予後は良好ですので、運動を中止すると痛みが治りますが、運動を続けたい選手は日々の予防が重要になります。

予防法を以下に説明します。

・運動制限(安静)
・ストレッチ
・インソール
・クッション性のある靴を使用する
・体の正しい使い方を覚える(フォームチェック)

治療について

一般的には

運動制限・インソールを使用して患部を安静にします。

患部のマッサージや電気治療・テーピングなども行います。

当院では

出来るだけ運動制限をしないで痛みの緩和・治癒促進を促します。

踵に負担のかかる姿勢・体の使い方を修正するために、全身の体のバランス・関節アライメント・姿勢・体の使い方を分析し、骨格矯正を行い体の正しく使えるようにし、運動時の踵の負担を軽減します。

その為に

・骨盤矯正で骨格を整えて患部(踵)の負担を減らすためにインソール・テーピングを使用し

・痛みの緩和・治癒促進の為に電気治療(ハイボルト・微弱電流治療・低出力超音波治療)を行います。

症状がよくなるまでには、人それぞれですが2回ほど通院をして良くなる方もいらっしゃいます。

骨盤矯正

体に歪みがあることで、正しい体の使い方ができずに踵に負担がかかっているケースがあります。骨盤矯正を行うことで、バランスを整えて、正しい体の使い方ができる状態にしていきます。

骨格矯正 トムソンベッド

テーピング

インソール

Superfeetのインソールを使用して、土踏まずのアーチをキープできるようにして、足首のバランスが整い、体全体のバランスも良くなります。

インソールの作成は、フィッテングや検査を行なって20分ほどで作成をさせて頂きます。

バランスの良い状態を作れるようにすることで、余分な部分に負担をかけずに立ったり、歩いたり、走ることができるようになります。

インソール
筋肉のもみほぐし

ストレッチ

ふくらはぎの腓腹筋とヒラメ筋のストレッチになります。

30秒づつ左右おこなってください。

腓腹筋ストレッチ

アキレス腱伸ばしを行うように行なってください。

ヒラメ筋ストレッチ

前の膝を曲げて行うとヒラメ筋が伸びます。

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